ラピスラズリ / Lapis lazuli
「天を象徴する聖なる石」と伝えられてきた、ラピスラズリ。
深く鮮やかな青に、星を想像させるパイライトのインクルージョンを見ていると、そのように伝えられてきたこともよくわかります。
和名は「瑠璃」。
ラピスの青は瑠璃色だけでなく群青色や、ロイヤルブルー、ミッドナイトブルーとも表現されますが、全て若干の紫を帯びた色味が多いのも、赤く染まる夕刻から、青と赤が混ざり合い紫味を帯びた空が漆黒の夜に移り変わる途中を比喩しているのではないかと思いを巡らせています。
12月の誕生石でもあるラピスラズリ。
ハッとするような鮮やかな青の色の美しさからtalkativeのコレクションでも好んで仕立ている石の一つです。