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(5) 帰路 / シドニー

車でダボまで戻り、帰りは7時間の列車の旅。 途中、道路脇に雪のような無数の白い綿が数キロにも渡って落ちている場所があります。 近くに巨大なオーガニックコットンの畑があって、そこから運ぶトラックからの落とし物とのこと。 道中、いくつかの水脈らしき場所は通るのだけど、いつも水がない。 オーストラリアの干ばつももちろんですが、　綿花畑に大量の水が引かれたため川の水が減ってし...

(4) 鉱山跡

1900年代初頭に、最初にこの地にブラックオパールがあることを発見し、ここをブラックオパールの産地にしたのがチャーリー ネトルトン。 元々は金の鉱脈を探していいたネトルトンですが、金を見つけることが出来なかった代わりに、地表に転がっていた黒く輝く不思議な石を見つけたことがブラックオパールの始まりと言われています。 町から数十分、鋪装されていない道を車...

(3) ライトニングリッジの町 / 町の夜

買付の合間に、少し町を探索しました。 ブラックオパールの町、ライトニングリッジ。 その町のメインストリートはもちろん「OPAL ST」。 ライトニングリッジはとても小さな町ですが、ブラックオパールという資源に恵まれているので、裕福な町なのだとか。 モーテルの朝はピンクのインコたちが出迎えてくれました。 以前から気になっていた、ライトニングリッジの町の郵便局の...

(2) オパールフェスティバル

オパールフェスティバルは、4月から8月にかけてオーストラリアの広大な砂漠地帯のアウトバックな町の各所を巡回形式で開催していくオパールショーのこと。 私たちが訪れたのはブラックオパールの産地、ライトニングリッジ。 屋内と屋外に分かれていますがとてもコンパクトな会場です。 宝飾に限らず様々な分野の人々がこのショーと共に旅を楽しむそうです。 コロナの間にさらにミニマムになった感...

(1) 720kmの旅

昨年、買付に行ったオーストラリアの旅について、お話ししたいと思います。4年ぶりのオーストラリア。 シドニーから飛行機と車を乗り継ぎ、ブラックオパールの産地、ライトニングリッジまで計720kmの旅が始まります。 降り立った空港は私たちの飛行機一台。 車を走らせると約100kmごとに小さな町があり、そこで食事や休憩をします。 飛行場から最初の休憩の町「ギルガンドラ」。 ...