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カート

カートが空です

(5) 帰路 / シドニー

車でダボまで戻り、帰りは7時間の列車の旅。
途中、道路脇に雪のような無数の白い綿が数キロにも渡って落ちている場所があります。
近くに巨大なオーガニックコットンの畑があって、そこから運ぶトラックからの落とし物とのこと。
道中、いくつかの水脈らしき場所は通るのだけど、いつも水がない。
オーストラリアの干ばつももちろんですが、 綿花畑に大量の水が引かれたため川の水が減ってしまったことも事実なのだそう。
寄り道はそこそこに、ひたすら車を走らせ、駅に到着しました。
行きに飛行機で降り立った街、ダボで帰りは電車に乗り換えます。
シドニーまでおおよそ7時間の列車の旅。
車内には軽食とお酒の売店付き。
オレンジが駅名の可愛らしい停車駅や牧場などを眺めながら、うたた寝を繰り返しようやくシドニーに到着です。
雨上がりのご褒美。
ライトニングリッジとは打って変わって大都会の街並。
シドニーでは、オーストラリアで採れる、エメラルドやサファイア、ターコイスを買い付けしました。
どこを切り取っても絵になる風景が多いオーストラリア。
4年ぶりでしたが、変わったこと、変わらないこと、両方含めて実りのある旅でした。
次回訪れる時も、またきっと素敵な出会いがあることを願って、日本に戻ります。