ブルーカルセドニー / Blue Chalcedony
青の中でも、ほんの少しだけ紫が入ったような穏やかな青味のブルーカルセドニーには「薄花色」という青の名前が似合うのではないでしょうか?
藍染の花だ色よりも薄い色を表す色名として平安時代から定着していた青の呼び名のひとつです。
『玉髄』とも言われるブルーカルセドニー。
石英の集合体で、主に縞模様が見られるものはアゲート、色が均一なものがカルセドニーと呼ばれています。
乳白色で、藤の花を淡くしたようなほんのり紫を帯びたブルーカルセドニーは、どんな色とも相性がよく、ラベンダーカラーやネイビーなどの同系色はもちろん、補色となるマスタードカラーやカーキグリーンと合わせてもお互いの色を引き立ててくれるので、様々なコーディネートに合わせられます。春夏はもちろん、色彩がワントーン落ちる季節の差し色としても楽しんでいただけます。
色気のある色と半透明、そしてしっとりとした艶、色自体がどこの国とも言えない異国情緒を出してくれる魅力的な天然石。
talkativeのコレクションでも石の新作を考える際に必ず使いたいカラーバリエーションの一つです。